ぎゅわんぶらあ自己中心派 刊行物等

ぎゅわんぶらあ自己中心派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 23:26 UTC 版)

刊行物等

  • ヤンマガKC 全7巻:第1部(第1話 - 第100話)収録
  • ヤンマガKCスペシャル 全8巻:第1部を第1巻 - 第6巻に、第2部を第7巻 - 第8巻に収録
  • 講談社漫画文庫 全5巻(作者によるセレクト版)

最初の連載時に刊行された単行本をヤンマガKCスペシャルに作り変え、第1部を6巻までに編集し、後の第2部を含めて全8巻で刊行し直した。この為単行本によって何巻に何の話が入っているか、同じ雑誌の単行本シリーズで数種類あるという珍しい状態になっている。ただし第2部の作品は連載終了時期の関係で単行本から数話の収録が漏れており、主に外国関係のパロディ作品が未収録となっている。

特別編として「ファミコン通信」に掲載された作品は『大トロ倶楽部』単行本2巻の巻末に、2004年に講談社「イブニング」13号に掲載された作品は『運王』(イブニングKC第2巻)巻末に収録されている。

ゲーム

ゲームアーツの開発したパソコン版は、公平なゲーム性を前提(もしくは建前)にしていた他社の四人打ち麻雀ゲームとは違って、「ツキ」を再現するという名目で牌の引きをプログラムが操作している仕様を明言している点が画期的であった(上がれば上がるほど牌の引きがよくなり勝ちやすくなるが、一度振り込んでしまうと流れが切れてリセットされる)。また、多数のキャラクターそれぞれ個別で700近いパラメータと異なる思考ルーチンを持っていて、セリフで「カベ」や「スジ」を言うなどゲーム中の流れを把握しつつ原作の打ち方を再現した要素もあった[5]。後期の作品にはスーパーヅガンのキャラクターも登場するが、早見明菜の強さや豊臣秀幸の弱さは再現できていない。

発売日 タイトル メーカー 対応機種 備考
1987年4月16日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 ゲームアーツ PC-8800シリーズ X1シリーズ版は1987年7月17日
MSXシリーズ版は1988年11月11日でFM-PACに対応
1987年11月14日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 自称! 強豪雀士編 ゲームアーツ PC-8800シリーズ 登場キャラクターが16人に増加
X1シリーズ版は1988年2月13日
MSX2版はメガロムカセットで発売
1988年11月11日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 アスミック ファミリーコンピュータ タコ軍団12人、アンチタコ軍団12人の総勢24人が登場する
1988年12月16日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 3 望郷さすらい雀士編 ゲームアーツ PC-8800シリーズ
1989年11月24日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 CDだよ全員集合 激闘36雀士 ハドソン PCエンジンCD-ROM2 製作はゲームアーツだが、開発はビッツラボラトリー
総勢36人が登場、フリー対戦、トーナメント戦、タコ討伐戦モードを収録
1990年12月7日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 アスミック ファミリーコンピュータ 大トロ倶楽部』より吉田勝因と番長リキの2名が登場する
フリー対戦、勝ち抜き戦、タコ合戦モードを収録
1990年12月14日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場 ゲームアーツ メガドライブ フリー対戦のほか、四暗高校を舞台に麻雀で勝ち進んでいく「クラス対抗戦」、麻雀問題に答える「麻雀道場」モードを収録
1992年2月8日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀パズルコレクション タイトー PCエンジンCD-ROM2 四川省』を題材にしたパズルゲーム
RPG風の「ツアーモード」がある
1992年6月12日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 セガ ゲームギア 唯一の携帯ゲーム機向けソフト
1992年9月25日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦 パルソフト スーパーファミコン
1992年12月18日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 激闘! 東京マージャンランド編 ゲームアーツ メガCD スーパーヅガン』等片山作品キャラが51人登場。イッツアプアワールド・マージャン城ミステリーツアー・エラクブッタクリパレードなど16ものアトラクションが楽しめる「ストーリー麻雀」、女のコをデートに誘って彼女の喜びそうな場所に連れて行ったり彼女への直撃を避けたりと極力嫌われないようにしながらプレイヤーの雀力を見せつけて彼女のハートを射止める「デート麻雀」モード等を収録
1994年3月18日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 ドラポンクエスト パック・イン・ビデオ スーパーファミコン RPGのような中世風の世界で4人打ち麻雀しながら物語を進める「ストーリーモード」がある
1996年10月18日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 トーキョーマージャンランド ゲームアーツ セガサターン シリーズ最大の総勢56人が登場。フリー対戦、ストーリー対戦、デート麻雀アニバーサリーの3つのモードを収録。思考ルーチンの大幅強化。サタコレ版は1998年2月11日に発売
1999年4月28日 麻雀やろうぜ! コナミ PlayStation ドラ夫・ミエ他、片山作品のキャラが多数登場する
2000年4月13日 麻雀やろうぜ! 2 コナミ PlayStation 2 ベスト版は2001年9月13日、2004年9月22日に再発売
2000年6月22日 ぎゅわんぶらあ自己中心派 〜イッパツ勝負!〜 ESP PlayStation 麻雀部分はサターン版と同じだが、収録してるモードはフリー対戦と麻雀道場モードのみ。2016年3月9日よりゲームアーカイブスで配信開始
2004年頃 ぎゅわんぶらあ自己中心派 コミゲー講談社 携帯電話用アプリ 開発はナツメ

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通(FC無印)27/40[6]
(激闘36雀士)30/40[7]
(FC2)24/40[8]
(MD)29/40[9]
(パズルコレクション)20/40[10]
(GG)19/40[11]
(麻雀皇位戦)22/40[12]
(MCD)30/40[13]
(ドラポンクエスト)24/40[14]
(SS)22/40[15]

『ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀皇位戦』はファミコン通信クロスレビューでは6、6、5、5の22点[12]。レビュアーは同じ漫画原作の麻雀ゲームがまた発売されたという感想がまず出てきており、それぞれのキャラの個性が出た打ち筋や台詞が楽しめるのは今は珍しくないとする者とそういったシステムは4人打ちならではではだが個性が強過ぎて腹が立つことがあるとする者、このシステムは楽しいとする者がおり、思考時間はそれほど長くないがテンパイすると捨て牌のスピードが極端に落ちる、ゲームシステムは変化なく全ハードで同じゲームがプレイできるのは喜びでSFCユーザーにはいいが新しいものの方がいいとした[12]

片山まさゆきの麻雀教室

「フレッシュマガジン」に創刊号から1年間連載された。内容はタイトル通り麻雀入門であるが、単に漫画絵や漫画形式で麻雀入門を描いたのでなく、漫画のストーリーで説明している。

登場人物

もう一つの特徴は登場人物が全て『自己中心派』(教える側)『スーパーヅガン』(教わる側)のレギュラーキャラで占められている事にあり、これまでの読者(麻雀を余り知らなくても片山作品のストーリー性を楽しんでいた)へのハードルをさらに低くしている点である。本来の作品では既に麻雀を知っていたキャラの半数が、当作では麻雀を教わる側にまわっている事からわかる通り、世界観はパラレルワールドとなっている。

ドラ夫
こちらでも主人公で、第一話で麻雀学園に転任して来た教師。
ミエ
中盤から登場する教師で、役満など派手で高得点な役ばかり生徒に教えてウケを取るが、上がれる確率が低く堅実でない点は教えず(つまり基本的な役の内、便宜上高めの役だけ教える為に設定されている)、『自己中心派』と比べ性格はかなり悪い。
マスター
校長役だが、第一話のみの出演。この他に前述した「恐怖のサラリーマン雀荘」のゲストも教師役で出演。
スーパーヅガンからの登場人物
豊臣、明菜、ヤスは『スーパーヅガン』と同じ性格。信太郎も高め狙いの性格からミエ先生派。明智は知的な役の為か、直接の出番は少ない。
なお『ぎゅわんぶらあ自己中心派』のゲームソフトで『スーパーヅガン』のキャラクターが登場しているのは、この作品で描いていたことによるもので(もっとも旧単行本の1巻の時点で豊臣が既に出演していたが)、出版社の版権という視点から重要なものとなっている。ただしケンジンはこの作品が連載されていた時点で未登場だった。
馬場
こちらでも生徒役。単行本化時には各漫画の後に、ババプロによる文章講座が補足として書き下ろされた。なお『スーパーヅガン』において「『麻雀教室』の印税でワードプロセッサーを買った」と自慢していたが、10文字打たない内にタンスの下敷きになってしまうシーンが描かれている。
役 満十郎(やく まんじゅうろう)
この作品にのみ登場。天和のアガリ回数300回という奇跡の人で、親の配牌時には常に天和を狙う。それ以外では普通以下の雀士。

刊行物等




  1. ^ 話によっては普通に手が描かれていた事もある(手の形の義手の可能性もある)。
  2. ^ ただし実際作者の血液型はB型
  3. ^ 柳田理科雄『空想科学「漫画」読本〈2〉』日本文芸社、2002年、28頁。ISBN 4-537-25108-5
  4. ^ ただし、実際の小泉今日子はO型。
  5. ^ 面白さの評価関数は作れるか? 麻雀対局中の思考を真面目に再現したらゲームAIになっていた──ゲームアーツ創業者宮路洋一氏が説く試行錯誤の大切さ、そして80年代【聞き手:三宅陽一郎】(電ファミニコゲーマー、2018年10月24日)
  6. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派 まとめ (ファミコン)/ファミ通.com
  7. ^ ぎゅわんぶらあ 自己中心派 まとめ (PCエンジン)/ファミ通.com
  8. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派2 まとめ (ファミコン)/ファミ通.com
  9. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場 まとめ (メガドライブ)/ファミ通.com
  10. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀パズルコレクション まとめ (PCエンジン)/ファミ通.com
  11. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派 まとめ (ゲームギア)/ファミ通.com
  12. ^ a b c ファミコン通信 No.198 1992年10月2日号 38ページ
  13. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派2 〜激闘!東京マージャンランド編〜 まとめ (メガドライブ)/ファミ通.com
  14. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派2 ドラポンクエスト まとめ (スーパーファミコン)/ファミ通.com
  15. ^ ぎゅわんぶらあ自己中心派 トーキョーマージャンランド まとめ (セガサターン)/ファミ通.com





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