嗅覚検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 06:29 UTC 版)
嗅覚検査は、臭気指数等の測定に係わる嗅覚の適格性について行うもので、1~5までの番号が書かれた5本のにおい紙のうち、基準臭によりにおいの付いた2本を嗅ぎ当てる。所要時間は10から15分位である。受験時期は、臭気判定士試験前後で可能だが、合格後の有効期間は1年間となっている。全国各地の委託検査機関で受験できる。嗅覚検査では、特別鼻が利く必要はなく、ほとんどの人(約95%)が合格している。 検査方法は以下のとおり 5本のにおい紙を1セットとして検査員から渡される。 におい紙を1本ずつ鼻に近づけ臭いを嗅ぐ。 においが付いていた思う「におい紙」の番号を、回答用紙に記入し、検査員に渡す。(5本の「におい紙」のうち、基準臭液によりにおいのついた2本の「におい紙」を嗅ぎ当てる。) 基準臭毎に上記の操作を繰り返す。(5種類の基準臭のにおいが判るかどうか検査する) ※「におい紙」は、紙の繊維のにおいすら残らないように精製された特殊なろ紙のこと。
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