ゲンチアナとは? わかりやすく解説

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ゲンチアナ【(ラテン)Gentiana】

読み方:げんちあな

リンドウ科リンドウ属植物の総称。根および根茎から健胃剤製する


ゲンチアナ

ゲンチアナ
科名 リンドウ科
別名: -
生薬名: ゲンチアナ
漢字表記 -
原産 ヨーロッパ原産
用途 草丈が1~2mほどの多年草初夏黄色の花が咲き、根や根茎をゲンチアナ根といい、苦味健胃などに用います
学名: Gentiana lutea L.
   

ゲンチアナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/06 06:28 UTC 版)

ゲンチアナ

  1. リンドウ科の植物の一種。学名Gentiana lutea。この意味で使われることが多い。本記事で説明する。
  2. リンドウ属のラテン名Gentiana

ゲンチアナ
ゲンチアナ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: リンドウ目 Gentianales
: リンドウ科 Gentianaceae
: リンドウ属 Gentiana
: ゲンチアナ G. lutea
学名
Gentiana lutea
和名
ゲンチアナ

ゲンチアナは、リンドウ科のヨーロッパに分布または栽培される多年草。夏に黄色の花を咲かせる。

根および根茎(若干、発酵させてから乾燥することが多い)は日本薬局方に収録されている生薬ゲンチアナである。非常に苦く、苦味健胃作用がある。

利用

伝統的な漢方方剤では使わないが、西洋薬と生薬を組み合わせた処方の胃腸薬によく配合されている。こうした胃腸薬は処方箋なしで購入できる身近なものが多い。また、漢方方剤で使われる龍胆と類似した生薬である。フランスのリキュールスーズの原料である。またヨーロッパアルプス地方の蒸留酒・エンツィアン(ないしゲビルクスエンツィアン)はリンドウ科植物の根・根茎を原料としており、ゲンチアナを利用する場合がある。

スイスジュー渓谷では「ジャンシャン」(Gentian)と呼ばれ、茎を乾燥させて時計の部品を研磨するのに用いられる。

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