カウンター･ステア

デジタル大辞泉

カウンターステア【countersteer】

読み方：かうんたーすてあ

自動車の操縦技術の一。パワーのある後輪駆動車でコーナーを抜ける際アクセルを踏むと、後輪が横方向に滑って外側へふくらみ、小さくすばやく回れる。この時スピンを防ぐために、ハンドルをコーナーの方向とは逆に切ること。

大車林

カウンターステア

英語 counter-steer

逆ハンドル(操舵)の意味。モータースポーツでコーナリング時に後輸がグリップを失って横滑りしたとき、その滑りを抑制するために、進行方向と逆方向に一瞬ステアリングを切ること。車両の運動からいえば、ヨーイングのコントロール手段のひとつ。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

バイク用語辞典

カウンターステア

【別称】カウンター
後輪が滑ってしまったときに、あえてハンドルを滑っている方向に向けること。 たとえば左カーブを曲がっている途中、後輪が自分の右手の方(外側)に滑ったら、ハンドルも右(外側)に切る。こうすることによって、そのまま後輪だけがズルズル滑って転倒してしまうのを避けることが可能になる。 同様の意味で「逆ハンドル」あるいは「逆ハン」などと呼ばれることもある

ウィキペディア

カウンターステア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/28 10:09 UTC 版)

カウンターステア (counter-steering) は自動車やオートバイの操縦技術のひとつ。旋回中に後輪の横滑りが発生した際、ステアリングを敢えて旋回方向とは逆に切る（逆操舵する）ことで横滑りを抑えるテクニック。