オンライン目録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:36 UTC 版)
詳細は「OPAC」を参照 オンライン目録(OPAC)は、1960年代に生まれた機械可読目録 (MARC) によって可能になったもので、目録の可用性を劇的に改善した。MARCではAACR2などの形式的目録作成規則だけでなく、MARC固有の規則も採用しており、アメリカ議会図書館、国立国会図書館、OCLCなどが提示している。MARCは元々は物理的な目録カードの作成を自動化する目的で使われていた。現在では、MARC形式のコンピュータファイルを直接参照して検索できる。OPACは従来の目録カードに比べて、以下の点で優れている。 オンライン目録は事前にソートしておく必要がない。利用者は、著者名、書名、キーワード、分類などを指定してその場でソートできる。 多くの場合、書名の一部だけで検索できる機能がある。 著者名のバリエーションにリンクを張ることができるものもある。したがって、厳密な著者名と標準名のどちらからでも検索できる。 紙を介する必要がないため、身体障害者(視覚障害者、車椅子使用者など)にもアクセスしやすい。
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