ユニット・コントロール
商品を個数で管理概念。販売計画、在庫計画、仕入れ計画は基本として管理単位がある。基本的な単位は集合単品(品目またはマークともいう)、または絶対単品になる。集合単品とは、カラー・サイズの属性を集約した商品の品目、またはスタイル(衣料品のケースが多い)のこと。絶対単品は、これ以上分類は不可能とする、カラー・サイズ別まで分類する概念。企業として、どの単位で仕入れ計画や在庫計画を立案するかを、まず、決定しなければならない。その単位がストック・キーピング・ユニット(SKU)になる。マーチャンダイザー、バイヤーの基本管理は、集合単品または絶対単品で、個数で仕入れ計画、販売計画、在庫計画を立案し、計画通り市場が動いているかどうかをチェックしなければならない。以上の管理業務をユニット・コントロール(個数管理)という。店長や販売本部など実行されている現在の予算管理はダラー・コントロール(金額管理)といわれる管理概念である。
- ユニット・コントロールのページへのリンク