キャスト
キャストとは、プログラミング言語において、変数などのデータ型を別の型に変換すること、あるいは、(2)あるコンピューターから別のコンピューターへとデータを送ることである。
(1)別名:型変換
【英】cast, type conversion
プログラミング言語において、変数などの型を、別の型に変換すること。
例えば実数型の数(a)と整数型の数(b)とを足し算したい場合には、数(b)をいちど実数型へと変換を行ってから双方を足し算すればよい。言語によっては、キャストを黙示的に(自動で)処理することができるものがあるが、一般にはプログラムミスを防ぐ意味合いもかねて明示的に処理する場合が多い。
(2)【英】cast
あるコンピューターから別のコンピューターへとデータを送ること。ユニキャストやマルチキャスト、ブロードキャストなどの方式があり、用途や送信対象の範囲によって使い分けられる。
型変換
(type conversion から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 02:36 UTC 版)
型変換(かたへんかん、英: type conversion)とはプログラムにおいて、あるデータ型を他のデータ型に変換することである[1]。型キャスト(英: type casting)とも呼ばれる[2]。
- ^ ASCII.jpデジタル用語辞典『型変換』 - コトバンク
- ^ デジタル大辞林『型キャスト』 - コトバンク
- ^ Type coercion (型強制) - MDN Web Docs 用語集: ウェブ関連用語の定義
- ^ explicit 指定子 - cppreference.com
- ^ F# のインターフェイス | Microsoft Learn
- ^ dynamic_cast 変換 - cppreference.com
- ^ Java 14におけるinstanceofのパターン・マッチング
- ^ https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/language-reference/keywords/as
- ^ 型のテスト演算子とキャスト式 - C# リファレンス | Microsoft Learn
- ^ https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/language-reference/keywords/is
- ^ Casting Operators | Microsoft Docs
- ^ safe_cast (C++/CLI and C++/CX) | Microsoft Docs
- ^ Casting (C++/CX) | Microsoft Learn
「type conversion」の例文・使い方・用例・文例
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