スパークギャップ
点火プラグ放電部の、電極の間隙のこと。一般に中心電極と側方電極の2本であるが、複数の側方電極を設けた多電極式のセミ沿面に近いものもある。さらに、中心電極の周りを、環状に電極を取り囲む沿面放電式も、高性能エンジンや小排気量エンジン用の小型プラグに採用されることがある。ギャップの大きさおよび電極先端の形状で放電特|生が大きく影響される。ギャップの大ききはO.4mmから1.3mm程度である。白金電極やイリジウム電極を用いたレーシングエンジンでは比較的小さく設定される。
放電ギャップ
点火プラグの中心電極と側方電極との間隙のこと。沿面プラグの場合は、中心電極と周囲電極との距離のことをいう。放電ギャップの大きさは点火特性に大きく影響を与える。ギャップが広いとブレークダウン電圧が上がるが、火花が長くなるために点火のチャンスは大きくなる。一方、ギャップが狭い場合は、放電しやすく火花の発生は着実になるが火炎核が小さくなる。
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