ルブロッション
チーズの名産地、山岳地帯・サボワ地方の伝統チーズです。もっちりとして、やさしくミルキーな味わい。現地では、冬になるととろりと溶かしたルブロッションを、茹でたジャガイモの上にかけて楽しみます。ルブロッションには、「再び搾る」という意味があります。昔は、農民は農場主にミルクの量によって使用料を支払っていました。そこで、牧場主の執事が収乳量を検査にきたとき、乳を全部搾りきらずにおいて、検量が終わったあとにこっそり二度目のミルクを搾って自家用のチーズを作ったという伝説に由来します。かすかに木の実のような風味があり、穏かな味わいで食べやすいので、初めての方にもおすすめです。表皮はお好みで取り外してお召し上がりください。
ルブロション
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