ペグインターフェロンアルファ-2b
【概要】 商品名はペグイントロンでシェリング・プラウ社の製造発売。皮下注用:50・100・150μg/0.5mL/Vがある。従来のインターフェロンアルファ-2b製剤に、分子量約12,000のポリエチレングリコール(PEG)で修飾した医薬品。高分子になったため血液中で長くとどまり、効果も持続させることができる。従来のイントロンでは週に3回の注射が必要であったが、本剤では週1回でよくなり、患者の通院に喜ばれている。本剤の適応症は、C型慢性肝炎。ジェノタイプⅠ(1a)又はⅡ(1b)で血中HCV RNAが高い場合、リバビリンとの併用とされている。
【詳しく】 遺伝子型1a, 1b型での治療成績はHCV単独感染でおよそ50%、HIV/HCV重感染でおよそ40%が持続的なウイルス抑制(SVR)が得られているようである。

peg-インターフェロンα-2b
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