マイクロコンテンツ
マイクロコンテンツとは、主に電子書籍などのコンテンツのうち、書籍全体から部分的に切り出されて廉価で販売されるコンテンツのこと、または、それと同程度に少量・廉価で販売される電子書籍コンテンツのことである。
一般的には、電子書籍は紙媒体の書籍をデジタルデータとして提供するものであり、コンテンツの内容自体に違いはない。マイクロコンテンツは、デジタルデータや電子書籍の特性(編集が容易、紙幅の調整が容易、など)を活かして、文書全体ではなく特定箇所・特定のトピックのみ切り出して配信される。これによって、より手軽に、読みたい部分だけ購入閲覧することが可能になる。
2013年12月現在、日本雑誌協会がマイクロコンテンツの普及基盤としての「コンテンツID」を含む電子出版環境を実現するため「次世代電子出版コンテンツID推進プロジェクト」を発足している他、Amazon.co.jpのKindleストアやBookLive!などの電子書籍ストアも、マイクロコンテンツの特集コーナーを構えている。
参照リンク
次世代電子出版コンテンツID推進プロジェクト - (一般社団法人日本雑誌協会)
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