うすぎもくせい (薄黄木犀)
●中国からヒマラヤにかけて分布しています。「ギンモクセイ」の変種で、高さは6メートルほどになります。葉は狭い長楕円形で対生し、ほとんど鋸歯がありません。雌雄異株です。9月から10月ごろ、葉腋に芳香のある淡い橙黄色の花を咲かせます。「キンモクセイ」とは異なり、わが国でも雌株があるので結実します。
●モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、学名は Osmanthus fragransvar. thunbergii。英名は Fragrant olive。
きんもくせい (金木犀)
●中国が原産です。南部の広西省桂林市は並木や公園に多数の「きんもくせい」が植えられていて、名前の由来にもなっています。ちなみに中国語で「きんもくせい」は「桂花」。9月下旬から10月上旬に、葉腋に橙黄色の小さな花をたくさん咲かせ、あたりに甘い香りを漂わせます。雌雄異株ですが、日本では雄性化してしまうため果実は見られません。また「きんもくせい」の咲くころに「まつたけ」が出るといいます。年によっては2回咲くこともありますが、「まつたけ」も同じだそうです。
●モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、学名は Osmanthus fragransvar. aurantiacus。英名は Fragrant olive。
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