Form I
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 03:05 UTC 版)
「リブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ」の記事における「Form I」の解説
Form Iの特徴は以下のとおりである。 大サブユニット8個および小サブユニット8個からなるヘテロ16量体(全体の分子量は約550 kDa)。 大サブユニットの分子量は50–55 kDa、小サブユニットの分子量は12–18 kDa。 陸上高等植物、藻類、シアノバクテリアといった酸素発生型の生物が主に有している(しかしながら、嫌気性の化学合成独立栄養細菌からも多く見つかっている)。 陸上高等植物や緑藻類を含む緑色植物では、大サブユニット遺伝子 (rbcL) が葉緑体に、小サブユニット (rbcS) が核にそれぞれコードされている。それ以外の真核藻類、紅藻や不等毛植物、クリプト藻、ハプト藻等では両サブユニットとも葉緑体にコードされており、転写単位(オペロン)を形成している。 CO2補償濃度、τ値においてより高酸素分圧下での活性に適応している。
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