カルシウム蛍光指示薬とは? わかりやすく解説

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カルシウム蛍光指示薬

英語:fluorescent Calcium Indicators

カルシウムイメージング法呼ばれる細胞観測手法で使用される試薬総称カルシウムイオン結合して蛍光発する、または蛍光波長変化させる性質を持つ。

カルシウム蛍光指示薬は、カルシウムイオン濃度合せて蛍光強弱度合い変化するという特性がある。このためカルシウムイオン有無だけでなく、どの程度カルシウムイオン存在しているかを判別することができる。

カルシウム蛍光指示薬、およびカルシウムイメージング法は、細胞活動重要な役割をすると考えられているカルシウムイオン働き可視化できるため、神経細胞活動観測する手法として広く利用されている。

なお、科学技術振興機構JST)と東京大学大学院は、「大規模スパインイメージング法」と呼ばれる新たな観測手法(撮影技術)を開発2012年1月20日研究成果として発表している。

関連サイト
脳回路が驚くほど精密に配線されていることを発見(新開発の撮影技術で、数十年来の脳科学の謎を解決) - 科学技術振興機構JSTプレスリリース2012年1月20日
脳発達の「臨界期」が終了した後でも変化する神経細胞群を発見 - 理化学研究所 プレスリリース 2010年1月27日



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