cursesを使ったソフトウェア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 14:56 UTC 版)
「curses」の記事における「cursesを使ったソフトウェア」の解説
cursesは、テキストのみの表示デバイス(PCのコンソールモード、ANSI端末、telnetやSSHのクライアントなど)でGUI風の機能を提供するよう設計されている。 cursesを使ったプログラムは、テキストのみの表示デバイスでよくあるコマンドラインインタフェース (CLI) ではなく、一般的なGUIに似たユーザインタフェースを採用することが多く、テキストボックスやスクロール可能なリストといったウィジェットを使う。それによってCLIよりも使いやすいものになり、同時にテキストのみを表示する各種デバイスでも利用可能である。また、GUIを使うよりも少ないリソースで動作可能である。 SVR4ではcursesを利用した言語 FMLI を導入し、それを使ったテキストのみのユーザインタフェースFACEを実装した。FACEはシステム管理用インタフェースに使われた。FMLIはSolarisでも使われていた。 cursesを使ったソフトウェアが必ずGUI風のテキストユーザインタフェースを採用するとは限らない。例えばviエディタはTUI/GUI的なインタフェースではない。
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