ウィリアム・ギブスン

コンピュータ偉人伝

ウィリアム・ギブスン

【英】William Ford Gibson

ウィリアム・ギブスンとは、米国のSF小説作家、脚本家である。1948年、サウスカロライナ州コンウェイ生まれ。1984年発表の長編小説「ニューロマンサー」（Neuromancer）のヒットによって、サイバーパンクSFと呼ばれる文学ジャンルを確立した。

彼の作品が象徴する世界は、電脳空間（サイバースペース）と呼ばれ、後代に強く影響を与えた（映画「マトリックス」もそのひとつである）。

ブリティッシュ・コロンビア大学英文科卒。戦時中は徴兵を拒否してカナダに移住し、しばらく路上生活を経験したこともある。