ウィリアム・キーリングとは? わかりやすく解説

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ウィリアム・キーリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/19 15:12 UTC 版)

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ウィリアム・キーリング(William Keeling、1578年1620年)は、イギリス東インド会社で活動したイギリス人船長1604年に、スザンナ (Susanna) の船長として東インド会社の第2回航海に参加し、1607年の第3回航海にはレッド・ドラゴン (Red Dragon) の船長を務めた。1609年には、ジャワ島からイングランドヘ戻る途中に、現在のココス諸島を発見したと考えられている。この島々には、後にキーリングの名が付けられ、「キーリング諸島」と称された。1618年ころにはワイト島にあるカウズ・キャッスル (Cowes Castle) の司令官となり、そのままワイト島で没した。

キーリングの日記は断片が残されており、1607年1608年の日記では、船上で、シェイクスピアの『ハムレット』や『リチャード二世』を乗組員たちが演じた様子が、詳細に記されている。この日記の断片は、発見後しばらく偽物ではないかと疑われたが、今日では本物であると広く受け入れられている[1]

出典・脚注

  1. ^ Halliday, F. E. A Shakespeare Companion 1564–1964. Baltimore, Penguin, 1964; pp. 262, 426-7.

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