WHO式疼痛管理とは? わかりやすく解説

WHO式疼痛管理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:54 UTC 版)

緩和医療」の記事における「WHO式疼痛管理」の解説

昼夜にわたる除痛 原則的に経口投与もしくはチューブレスで行う なるべく簡便な経路投与するのが望ましい。経口投与が最もよいができない場合は、直腸投与、または注射で行う。 時刻決め疼痛効果が切れる1時間前に次回分を投与し決し頓用指示をしない。 段階を踏む 鎮痛薬選択としては、まずは非オピオイド鎮痛薬であるアスピリンアセトアミノフェン用いる。適切に増量しても十分な効果あげられない場合は、弱オピオイド鎮痛薬リン酸コデイン追加処方する。それでも効果不十分のときは強オピオイド鎮痛薬モルヒネ切り替える。それでも効果が上がらなければ以外の方法考える。神経ブロックなどが考えられる個々にあわせる 疼痛必要な適切量は患者によって異なるので、少量投与開始し、効果に応じて漸次増量し痛み消失必要な量に到達するようにする。またモルヒネ使用予測される生存期間ではなく疼痛強さ決める。 副作用対策前もってたてる モルヒネ副作用として便秘がある。この便秘終末期患者では痛み起こす。こういったことは予測できるので、予め下剤などを使用する効果見通し予想される副作用に関しては予め説明しておく。

※この「WHO式疼痛管理」の解説は、「緩和医療」の解説の一部です。
「WHO式疼痛管理」を含む「緩和医療」の記事については、「緩和医療」の概要を参照ください。

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