WAIR改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:50 UTC 版)
その後、第二次世界大戦直前の1936年には、本級のうち36隻を対象として、WAIR改修が発動された。これはハント級駆逐艦やブラックスワン級スループに準じて、下記のように防空・対潜護衛艦としての装備を搭載するものであった。 早期警戒用の291型レーダー、測距・射撃指揮用の285型レーダーの搭載。 改119型または127型ソナーの搭載。 対空兵器の強化 - 艦砲を45口径102mm連装砲(QF 4インチMk.XVI)に換装、対空射撃用FCS(FKC)の搭載、62口径12.7mm4連装機銃の搭載(のちに70口径20mm機銃に換装) 対潜爆雷の搭載 - 爆雷投射機2基および投下軌条2条、爆雷30~45発 また開戦後には、WAIR改修の対象にならなかった艦も、レーダーやソナー、機銃や対潜兵器を搭載して、護衛駆逐艦として投入された。
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