ボカロネット
ボカロネットとは、ヤマハが提供する合成音声技術「VOCALOID」の利用支援のためのクラウドサービスである。2014年4月に公開予定の旨が初めて発表された。
ボカロネットでは、これまで法人向け機能として提供してきた自動作曲サービス「VOCALODUCER」、複数の「VOCALOID」アプリケーション間で曲データのシームレスなやり取りを可能にする「ボカロストレージ」などを中心として、複数のサービスが提供される。「VOCALODUCER」は歌詞を入力するだけで歌声と伴奏からなる楽曲を自動生成する自動作曲技術であり、これまで法人向けサービスとして提供されてきたが、ボカロネットの公開と共に一般ユーザーも利用することが可能となる。
ボカロネットには無料会員とプレミアム会員の区分が設けられる。無料会員でも「VOCALODUCER」や「ボカロストレージ」は利用できるが、プレミアム会員に登録することでより多様な機能、より大規模なストレージ容量を使用することが可能になる。
2014年4月24日の発表では、ボカロネットの提供開始は2014年7月予定とされている。
参照リンク
ボカロネット
VOCALOIDNET(ボカロネット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 01:11 UTC 版)
「VOCALOID」の記事における「VOCALOIDNET(ボカロネット)」の解説
「ボカロネット」とは、2014年8月4日に開始されたVOCALOIDでの楽曲制作をさまざまな機能で支援する会員制クラウドコンピューティングサービス。主に以下のサービスが提供されていた。 ボカロデューサー - VOCALOIDの製品やDAWを持っていなくても、ブラウザ上でVOCALOIDによる楽曲制作が可能となる。 ボカロストレージ - ボカロデューサーで作られた楽曲をクラウド上に保存できる。 アプリケーションとの連携 - VOCALOID3 Editor、VOCALOID Editor for Cubase、iVOCALOIDからボカロストレージにファイルを直接アップロード、ダウンロードすることが可能になった。この機能により、ボカロデューサーで作成したファイルをボカロネット対応アプリケーションで編集して、ボカロストレージにアップロードして保存が出来るようになった。 2016年9月27日にサービスが終了した。
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