VL80A形(ВЛ80А)、VL80A形(ВЛ80Б)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:26 UTC 版)
「ソ連運輸省VL80形電気機関車」の記事における「VL80A形(ВЛ80А)、VL80A形(ВЛ80Б)」の解説
パワーエレクトロニクス技術の進歩により可変電圧可変周波数制御の研究も進み、それに伴う交流電動機の実用化の目途が立った事から、ソ連では1965年以降交流電動機を用いた電気機関車の研究が進められた。そのうち、シリコン整流器に供給された単相交流を直流に変換し、その後インバータによって主端数を調節可能な三相交流に変換するAC-DC-AC駆動方式を採用した試作機関車にはVL80A形、サイリスタを用いた交流電圧制御方式を用いた試作機関車にはVL80B形という形式名が付けられた。VL80A形はVL80K形(VL80K-238)から改造された一方、VL80B形は新規に製造が行われている。 製造後は試運転が実施されたが、コンバータシステムの問題や回生ブレーキが稼働しないなどの不具合が多発したため、双方とも量産される事はなかった。 VL80A形(VL80A-751)
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