V/STOL案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 05:21 UTC 版)
「ロシア将来航空母艦」の記事における「V/STOL案」の解説
MAKS(国際航空宇宙サロン)-2017にて、国防次官ユーリー・ボリソフは新たな航空巡洋艦の搭載機として新世代V/STOL機の開発が検討されていると発表。続いて海軍航空隊司令官イーゴリ・コジンはV/STOL機の開発が2018~2025年の軍備プログラムで行われると述べた。開発はヤコブレフが担当、開発中止されたライン(Yak-141やその発展型Yak-43、Yak-201等)を使用するとしている。この機体が採用される場合、搭載空母はかつてのキエフ級のようなV/STOL軽空母になる可能性が高い。 2018年4月5日、『Mil.Press FLOT』(フロートコム)のインタビューに対し、『クリーモフ設計局』((OKB-26)の設計主任ユーリー・シモチンは「ロシア海軍向けの新型 V/STOL機はSu-57のIzdeliye 30エンジンのガス発生器(エンジンコア)をベースにした新型エンジンを搭載予定」と述べた。 2018年8月24日、インテルファクス通信のインタビューに対し、『統一航空機製造会社』(OAK)の副総裁(新技術担当)・設計主任セルゲイ・コロトコフは「プロトタイプを含めたV/STOL機に関する複数の作業を既に開始している。ロシアで唯一のV/STOL機の設計技術を有するヤコブレフの科学技術は、現在でも最高水準にあると我々は考えている」と述べた。
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