超音波通信
【英】ultrasonic wave
超音波通信とは、超音波をデータ通信に利用する技術のことである。
超音波は人間の耳には聞こえない(非可聴域の)周波数の音・音信号である。これを制御して端末間でやりとりすることで、音と同じ特性の信号波を人間には感知できない方法で送受信できる。
超音波通信は、人間の五感では関知できない種類の無線通信の方式である。その限りにおいては赤外線通信やBluetoothと同様といえる。2010年代半ば現在、スマートフォンアプリなどでも実現例が多々ある程度には実用化が進んでいるが、赤外線通信やBluetoothのような標準規格がない状況でもあり、セキュリティ上の懸念(悪用される可能性)を少なからず孕む技術として危惧する声もある。
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