UNIDO IMRによる評価と景品表示法違反
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 15:14 UTC 版)
「VanaH」の記事における「UNIDO IMRによる評価と景品表示法違反」の解説
中国の機関である国際連合工業開発機関国際環境資源監督管理機構(UNIDO-IMR)評価委員会より、VanaH株式会社の生産工程と製品管理が、環境資源管理システムの評価基準に適合しているとして評価証書が与えられた。 この評価を行ったUNIDO-IMRは、国連の専門機関である国際連合工業開発機関(UNIDO)とは関係がない。UNIDOは東京事務所のウェブサイトで、「特定の商品やサービスを推奨、または認定することはありません」として注意を喚起している。 しかし、VanaH株式会社は2011年(平成23年)10月-11月に「国連認定証を取得した」、「国連のロゴマークの使用許可を得た」と会員に宣伝しており、消費者庁は2012年(平成24年)12月20日に、「国際連合が、対象商品の品質について高く評価した事実はなく、国際連合がVanaH株式会社に対し、国際連合認定ロゴマークの使用許可を行った事実もなかった」として、不当景品類及び不当表示防止法違反(優良誤認)で再発防止等を求める措置命令を出した。なお、ここで言う「国際連合」には、「国際連合の専門機関」(UNIDO等)も含まれる。VanaH株式会社は、認証を受けた中国の機関を国連と関係があると誤認していたという旨の弁明をしたという。
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