ULP-HPC
別名:超低消費電力ハイパフォーマンスコンピューティング,超低消費電力HPC
ULP-HPCとは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野における超低消費電力(ULP)化の技術、および同技術を実現したHPCのことである。超低消費電力スーパーコンピュータを指すこともある。
ULP-HPCは、東工大松岡グループを中心として推進されている「TSUBAME」構築プロジェクトにおいて主に研究が勧められている。性能に対する消費電力量を削減するためにハードウェアとソフトウェアの両側面において最適化が行われる。
2010年に運用が開始されている「TSUBAME2.0」は、スーパーコンピュータの省エネルギー性能のランキングである「Green500」において、現在運用されているスーパーコンピュータの中で最も低消費電力であることを認める特別賞「Greenest Production Supercomputer in the World」を2期連続で受賞している。2011年のGreen500ランキングでは、PFLOPS級のシステムでGreen500で10位内にランクインしたのは「TSUBAME2.0」と京速コンピュータ「京」のみだった。
参照リンク
TSUBAME2.0が運用スパコン省電力性能で二期連続世界一に - (東京工業大学学術国際情報センター)
表示装置: | ワイヤレスディスプレイ |
高性能コンピュータ: | オフコン ペタコン ファクトリーコンピュータ サーバー ULP-HPC ワークステーション |
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