U5形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/11 05:16 UTC 版)
「フランクフルト地下鉄」の記事における「U5形」の解説
U2形置き換えを目的に、2008年から増備が始まった。ボンバルディア製の“フレキシティ・スウィフト”で、当市標準の2車体連接・高床を踏襲している。また、初の冷房車でもある。今後146編成が製造される予定であり、更にU3形の置き換えも検討されている。この形式はU5-25とU5-50の二つに分けられており、ハイフンのあとの数字がメートルを示す。つまり、U5-25は2車体連接者、U5-50は4車体連接者となっている。U5-50の場合、中央の連接部分に、仮運転台が設けられている。これは、工場に入線するときに、分割させて入線させることを可能にさせるためとなっている(実際、使われたことは、ほとんどない。連結器の掃除のときのみ、切り離されるが、運転台はその場合は使われない。)。2012年現在、U5-25は603 - 、U5-50は801 - がつけられている。今後も車両は増える模様。601と602が欠番となっている理由は、すでに廃止されているからである。理由は、製造時に、洪水による被害を受けたため、機器類がさび付いている可能性があるから。また、フランクフルトに最初に到達した車輛は、603、604号であり、601、602が到着するまでは、仮にその番号をつけていた。ただし、訂正されていたのは、車両の外側についている番号のみで、車内の番号はそのままであった。つまり、一時期外側が601、内側が603という表記が見られたという。
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