Twitter上での誹謗中傷被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 23:20 UTC 版)
「伊藤詩織」の記事における「Twitter上での誹謗中傷被害」の解説
Twitter上で伊藤を誹謗中傷する者も多く、伊藤は複数の投稿者を名誉棄損罪などで提訴している。 2020年6月8日、2017年5月から2019年12月にかけて漫画家はすみとしこが自らのアカウントで発信したツイートで名誉を傷つけられたとの理由で、はすみとリツイートした2名に損害賠償総額770万円と当該ツイートの削除などを請求する訴状を東京地方裁判所へ提出した。2021年11月30日、はすみに88万円、リツイートした2名にそれぞれ11万円の賠償を命じる判決が下された。 2020年8月20日、2018年6月から7月にかけて伊藤を中傷する多数のツイートに対し賛同を意味する「いいね!ボタン」を自由民主党衆議院議員の杉田水脈が押したことにより名誉感情を傷つけられたとして220万円の損害賠償を請求する訴状を東京地方裁判所へ提出した。2022年3月25日、東京地方裁判所は「いいねボタン」が必ずしも肯定的な感情を表すものではないとし伊藤の訴えを退けた。 2020年8月20日、東京大学大学院の元特任准教授の大澤昇平に対して、名誉毀損にあたるツイートをしたとして110万円の損害賠償を求める訴状を東京地方裁判所に提出した。2021年7月6日、東京地方裁判所は「違法な名誉毀損行為に当たる」と指摘し、33万円の支払いを命じるとともに、「原告の名誉権を侵害し続けている」として、ツイートの削除を命じた。
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