タイムスタンプ
タイムスタンプとは、作成または更新されたファイルにメタデータとして記録されている、ファイルの更新日時に関する情報のことである。
ファイルを新規作成、あるいは更新して保存すると、保存された日時がファイル属性の一部として記録される。ほとんどの場合、タイムスタンプはOSによって自動的に付加される。記録される日時はOSの時計機能が参照されている。
タイプスタンプは、ファイルの「プロパティ」や、フォルダの一覧表示などを通じて、確認することができる。タイプスタンプは基本的にファイルの更新によってのみ変更可能であるが、タイムスタンプだけを任意に変更できるソフトウェアなども配布されている。
また、記録された日時から現在に至るまで、デジタル文書の改変や改ざんが行われていないことを示すために用いられる証明方法も、同じくタイムスタンプと呼ばれる。この意味でのタイムスタンプはハッシュ値などを利用する電子署名の一種であり、特に重要な文書を電子化して扱う場合などに用いられている。
タイムスタンプ
(Timestamp から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 14:30 UTC 版)
タイムスタンプ(英: timestamp)とはある出来事が発生した日時・日付・時刻などを示す文字列。狭義には郵便物の発送日時等を示すために押される郵便印のことを指す(画像を参照のこと)[1]。現在ではコンピュータにおける「タイムスタンプ」が良く知られている。
注釈
出典
- ^ “timestampの意味”. ejje.weblio.jp. 2011年8月14日閲覧。
- ^ a b “タイムスタンプ/time stamp / デジタル・タイムスタンプ”. アットマーク・アイティ. www.atmarkit.co.jp. 2011年8月14日閲覧。
- ^ “Chapter 6. Boost.Date_Time”. Boost.org. www.boost.org (2005年6月12日). 2011年8月9日閲覧。
- ^ “Internet X.509 Public Key Infrastructure - Time-Stamp Protocol (TSP)”. IETF. www.ietf.org (2001年8月). 2011年8月15日閲覧。
- ^ “タイムスタンプ技術解説 - 最新動向と将来展望”. IPA. www.ipa.go.jp. 2011年8月15日閲覧。
- ^ “ISO 8601:2004(E)”. ISO (2004年12月1日). 2010年3月7日閲覧。 “3.5 Expansion … By mutual agreement of the partners in information interchange, it is permitted to expand the component identifying the calendar year, which is otherwise limited to four digits. This enables reference to dates and times in calendar years outside the range supported by complete representations, i.e. before the start of the year [0000] or after the end of the year [9999].”
- 1 タイムスタンプとは
- 2 タイムスタンプの概要
- 3 関連項目
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