TCP/IP手順・広域IP網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/05 05:38 UTC 版)
「全銀協標準プロトコル」の記事における「TCP/IP手順・広域IP網」の解説
2017年5月16日に仕様書が公開された。 公衆交換電話網を適用回線とするこれまでの全銀協手順に対し、広域IP網(インターネット・IP-VPN等)での適用を前提とした手順である。 電文シーケンスや電文制御手順は、TCP/IP手順のものを踏襲。広域IP網特有のリスクであるセキュリティリスクに対しては、利用者によってその対策の要求水準が異なることから、セキュリティ対策の実装・運用については自由度を持たせた仕様設計となっている。具体的なセキュリティ対策の例として、全銀協は「L2TP/IPsec、IPsec、IP-VPNなどによる閉域網」の利用を挙げている。
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