TCPセグメンテーションオフロードとLarge Receiveオフロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/18 09:05 UTC 版)
「オフロード (コンピュータ用語)」の記事における「TCPセグメンテーションオフロードとLarge Receiveオフロード」の解説
ネットワーク通信では、使用するプロトコルや下位層(通信機器など)に応じて、一度に送出できるサイズに制約が生じる。例えば、イーサーネットを使う上では一度に1500オクテットまでのデータしか扱うことができないなどである。TCPにおいて、送出データを一度に送出可能なサイズに分割することをセグメンテーションと呼んでいる。TCPセグメンテーションオフロードとは、この分割処理をネットワークアダプタに任せるというものである。TSOと略される。また、TCP Large Send(略称はLSO)やGeneric Segmentation Offload(略称はGSO)と呼ぶこともある。 対して、受信側はセグメント化されたパケットを結合する必要がある。Large Receiveオフロードとは、この結合処理をネットワークアダプタに任せるというものである。LROと略される。
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