スーパーアース
英語:super Earth
地球の数倍~10倍程度の質量を持つ地球型惑星。
スーパーアースは、その大きさなどから、主に岩石や金属といった固体成分から構成されると考えられている。恒星との距離がハビタブルゾーンの圏内にあるなど、条件が揃っていれば、水の存在、果ては生命の存在も期待できるとされている。
スーパーアースは、2005年に太陽系外惑星の中から初めて発見された。それまでに発見されていた系外惑星は、いずれも気体や液体で構成された巨大な木星型惑星であったが、観測技術の向上によって比較的小さいスーパーアースが観測可能になったとされる。
近年は太陽系外惑星の観測精度が一層向上しており、より小さく、より地球に近いスーパーアースが発見されるようになっている。2009年に発見された惑星「MOA-2007-BLG-192Lb」は、半径が地球の2倍を下回っている。
関連サイト:
太陽系外の惑星 - 独立行政法人宇宙航空研究開発機構・宇宙情報センター
スーパー‐アース【super-Earth】
読み方:すーぱーあーす
スーパーアース
(Super-Earth から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 07:45 UTC 版)
スーパーアース(英語: super-Earth、巨大地球型惑星)とは、太陽系外惑星のうち地球の数倍程度の質量を持ち、かつ主成分が岩石や金属などの固体成分と推定された惑星のことである。
- ^ 地球の奥深くには、生命を育む重要な働きがある 地球内部ダイナミクス・宮腰剛広氏インタビュー
- ^ 国立天文台 アストロ・トピックス (44)
- ^ “地球型のスーパーアースは銀河系に数百億個、生命の可能性も”. CNN (2012年3月30日). 2012年4月3日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年4月22日閲覧。
- 1 スーパーアースとは
- 2 スーパーアースの概要
- 3 関連文献
- 4 関連項目
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