スピードネット
スピードネットとは、東京電力、ソフトバンク、米マイクロソフトなどの出資で2001年5月にサービスを開始した通信サービス会社の名称である。東京電力の光ファイバー網を利用、ユーザーの自宅までの配線には無線LAN技術を利用し、新しくケーブルを敷設するのが難しい集合住宅などを主なターゲットに、最大1.5Mbpsのインターネット接続サービスを展開していたものの、業績がふるわず、2003年6月1日に東京電力に営業譲渡が行われることになった。
「1万円を大きく下回る料金で高速インターネット接続を実現する」といった構想自体が発表された1999年当初は広く世間の注目を集めたものの、実験に約2年を費やしサービス開始が予定より大幅に遅れた。その間、競合する格安なADSLサービスは広く普及。フレッツ・ISDNが唯一の常時接続サービスであった構想発表当初とは環境が著しく変わってしまったため、サービス開始時には既に訴求力を失っていた。
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