Showtimeの中継番組
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「アメリカ合衆国のボクシング中継」の記事における「Showtimeの中継番組」の解説
HBOと同様に2つの中継番組を放送し、上位番組の『チャンピオンシップ・ボクシング』では進行役をブライアン・ケニー、実況をマウロ・ラナーロ、解説にジム・グレイ、副解説をアル・バーンスタイン(リポーターも兼任)と現役ボクサーのポール・マリナッジ、リングアナウンサーをジミー・レノン・ジュニアが務める。もう一方の『ショウボックス:ザ・ニュージェネレーション』も進行役・実況各1名で構成。『チャンピオンシップ・ボクシング』ではアントニオ・ターバーが副解説を務めたこともある。 『ショウボックス』は2011年までに30人以上の世界王者を輩出していたが、スターの座を確立したボクサーがHBOへ流出するのを防ぐことがShowtimeの課題であった。ハーシュマンは、Showtimeが年間最高試合レースなどではHBOにもひけをとらず、HBOより低予算ではあるが、どのボクサーのどんな試合をどのタイミングで中継するかということにおいて適正な判断をしてきたと自負しながら、2011年初めにこうも語っている。「大きい会場とエネルギッシュで情熱的なファン層はビッグマッチの雰囲気を醸し出してテレビ中継の役に立つ。ファン層が大きければそれだけビッグマッチが可能だが、それを米国で実現するのは他のどの国より困難だ。米国の中継はケーブルテレビでの中継が主で、地上波放送に比べて範囲も狭いし視聴者も少ない。米国でスターになりたければ相当の努力をしなければならないが、多くのボクサーはそれをしないし、また多くのプロモーターは方法も知らず、それに投資したいとも考えていない。ボクシング関係者は互いに協力しなければならないが、そんなことは絶対に実現しない。ウラジミール・クリチコを倒しそうな米国人のヘビー級ボクサーも見当たらない」。
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