半ノルムとは? わかりやすく解説

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半ノルム

(Seminorm から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 21:21 UTC 版)

絶対差函数 p(x, y) = |xy| は平面 R2 の半ノルムになる

数学の特に線型代数学および函数解析学における半ノルム(はんのるむ、: semi­norm, semi-norm; セミノルム)は、ベクトル空間上で定義される絶対斉次劣加法的函数で、正定値と制約しないことによるノルムの一般化である。

半ノルムの値は非負かつ符号反転に関して対称であり、函数として 劣線型ドイツ語版英語版かつである。

各半ノルムには、適当な剰余類をとる商構成に誘導されるノルムが付随する。半ノルムからなる族を用いて、局所凸線型空間を定義することができる。

定義

ノルム体 K(ふつうは実数R または複素数C)上のベクトル空間 V に対し、V 上の半ノルムとは、写像 p: VR+
0
 
絶対斉次性および劣加法性を持つものを言う[1]。式で書けば、x, yV および λK を任意として

絶対斉次性



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