SPINSAT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 03:18 UTC 版)
「スペースX CRS-4」の記事における「SPINSAT」の解説
SPINSATはアメリカ合衆国海軍研究所が大気密度研究のために製造した56cmの直径の球体。 SPINSATはデジタル固体推進(英語版)(DSSP)社のの電気固体推進剤(ESP)スラスタの技術実証機である。DSSPの技術は電流が流れるときのみ点火するプラスチゾル(英語版)を利用して、非常に小型で重量制限があるために不可能であったキューブサットなどの小型衛星の軌道マヌーバを可能にするものである。これはDSSPの関わる衛星の初飛行であり、きぼうのエアロックから展開された。衛星の12機のスラスター束は電荷が通過する時だけ不活性な固体燃料を燃焼させる特性であり、衛星はISSの居住部内で作動させる必要があったため、計画はNASAの安全専門家が承認をおこなった。
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