SLC-3E
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「ヴァンデンバーグ空軍基地第3発射施設」の記事における「SLC-3E」の解説
SLC-3Eでは3回のアトラス IIASの打ち上げが行われた。最初のミッションは1999年12月18日のテラの打ち上げであり、後の2回はアメリカ海軍広域海上監視システム衛星の打ち上げ(USA-160 と USA-173)であった。アトラス IIASの最終打ち上げは2003年12月2日に行われた。 2003年にはSLC-3Eをアトラス V用に改修することが発表された。改修工事の鍬入れ式は2004年1月に行われ、移動式整備塔の高さは9.1メートル (30 ft)引き上げて73メートル (239 ft)とされた。これにより、大型のペイロード・フェアリングを備えるアトラス V 500シリーズが整備可能になった。2004年7月にはロッキード・マーティンが固定発射プラットフォーム (Fixed Launch Platform、 FLP)の最終セグメントである第4セグメントが到着したと発表した。このセグメントは5,600キロメートル (3,500 mi)離れたフロリダ州オークヒルの工場で製作された。最大のセグメントの重量は90トンで、アメリカ大陸を横断して陸送された最大の貨物だと言われた。2005年2月には大規模工事が完了し、射場がアクティベーションチームから運用チームに引き渡された。SLC-3Eからのアトラス Vの初打ち上げは2008年3月13日 10時02分(GMT)に行われた。
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