SLC-3W
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 22:53 UTC 版)
「ヴァンデンバーグ空軍基地第3発射施設」の記事における「SLC-3W」の解説
SLC-3Wは元々はアトラス・アジェナの打ち上げのために建設されたもので、最初の打ち上げは1960年10月11日のSamos-1であった(ただし打ち上げ自体は失敗した)。1961年9月9日のSamos-3は発射台上で爆発したため射点が大きく損傷したが、迅速な修理が行われてわずか2ヶ月後の1961年11月22日にはSamos-4の打ち上げが実施された(ただし軌道投入には失敗している)。 1962年から1963年にかけてソー・アジェナを用いたコロナ偵察衛星の第一打ち上げ施設として改修され、10年に渡って運用された。1972年にコロナ計画が終了すると、衛星打ち上げ用に改修されたアトラス E/Fミサイルの射場として整備された。改修型アトラスミサイルの打ち上げは1995年に終了した。 SLC-3W はスペースX社のファルコン1開発初期に短期間利用されていたことがある。
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