SIRDモデルとは? わかりやすく解説

SIRDモデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:13 UTC 版)

疫学における区画モデル」の記事における「SIRDモデル」の解説

SIRDモデルの模式図初期値 S ( 0 ) = 997 , I ( 0 ) = 3 , R ( 0 ) = 0 {\displaystyle S(0)=997,I(0)=3,R(0)=0} 、感染率 β = 0.4 {\displaystyle \beta =0.4} 、回復率 γ = 0.035 {\displaystyle \gamma =0.035} 、死亡率 μ = 0.005 {\displaystyle \mu =0.005} 。 SIRDモデルのアニメーション初期値 S ( 0 ) = 997 , I ( 0 ) = 3 , R ( 0 ) = 0 {\textstyle S(0)=997,I(0)=3,R(0)=0} 、感染率初期値 β = 0.5 {\textstyle \beta =0.5} 、回復率一定) γ = 0.035 {\textstyle \gamma =0.035} 、死亡率一定) μ = 0.005 {\textstyle \mu =0.005} 。利用可能予防接種ない場合は、適切な対策例えば「社会距離拡大戦略ソーシャル・ディスタンシング)」など)によって感染率下げる(「カーブ平らにする」としばしば言われる)ことしかできない。このアニメーションは、感染率76%減少させた場合( β = 0.5 {\textstyle \beta =0.5} から β = 0.12 {\textstyle \beta =0.12} に低減)の効果示している。 「感受性-感染-回復-死亡モデル」(Susceptible-Infectious-Recovered-Deceased-Model)は、「回復」(具体的には、病気生き延びて免疫得た個体意味する)と「死亡」を区別する。このモデルでは、以下の微分方程式の系を使用するd S d t = − β I S N , d I d t = β I S N − γ I − μ I , d R d t = γ I , d D d t = μ I , {\displaystyle {\begin{aligned}&{\frac {dS}{dt}}=-{\frac {\beta IS}{N}},\\[6pt]&{\frac {dI}{dt}}={\frac {\beta IS}{N}}-\gamma I-\mu I,\\[6pt]&{\frac {dR}{dt}}=\gamma I,\\[6pt]&{\frac {dD}{dt}}=\mu I,\end{aligned}}} 上式において、 β , γ , μ {\displaystyle \beta ,\gamma ,\mu } はそれぞれ感染率回復率死亡率である。

※この「SIRDモデル」の解説は、「疫学における区画モデル」の解説の一部です。
「SIRDモデル」を含む「疫学における区画モデル」の記事については、「疫学における区画モデル」の概要を参照ください。

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