Read-While-Write
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 22:04 UTC 版)
「Linear Tape-Open」の記事における「Read-While-Write」の解説
LTOは読み込みヘッドと書き込みヘッドが独立しており、読み取りヘッドは後方(テープ走行方向に対して下流側)に配置されている。ドライブは記録したデータが正しく読み出せるかをリアルタイムに験算し、必要であればデータをテープの別な物理位置に書き直し(Rewrite)することができる。これはRead-While-Writeと呼ばれる機能であり、転送速度を犠牲にせず高いデータ信頼性を実現する技術である。(HDDや光ディスクではリアルタイムなデータ検証が不可能であり、当該機能を実現しようとした場合、実効的な書き込み速度が半分になる)。Rewriteはエラーが無くなるまで繰り返される。
※この「Read-While-Write」の解説は、「Linear Tape-Open」の解説の一部です。
「Read-While-Write」を含む「Linear Tape-Open」の記事については、「Linear Tape-Open」の概要を参照ください。
- Read-While-Writeのページへのリンク