RFC 959 で定義されたコマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/26 00:01 UTC 版)
「FTPコマンドの一覧」の記事における「RFC 959 で定義されたコマンド」の解説
File Transfer Protocolで定められたコマンド。最も基本的なコマンド。 ABOR ファイルの転送を中止する。 ACCT アカウント情報。引数はユーザアカウントを示す文字列。 ALLO ファイルを受け取るために十分なディスクスペースを割り当てる。引数は予約するサイズ。 APPE 引数に示したファイルに対して追記する。 CDUP 親ディレクトリに移動する。 CWD 作業ディレクトリの変更。引数は移動するディレクトリ。 DELE ファイルを削除する。引数は削除するファイル。 HELP コマンドの一覧。引数を指定するとより詳しいコマンド情報を返す。 LIST 引数に指定したファイルの情報やディレクトリの一覧。指定しない場合、現在のディレクトリの情報を一覧。 MKD 引数に指定した名前のディレクトリを作成する。 NLST 引数に指定したディレクトリのファイル一覧を返す。 NOOP 何もしない。接続維持のためダミーパケットとして使われることがほとんど。 MODE 転送モードの設定(ストリーム、ブロック、圧縮)。 PASS 認証パスワード。 PASV パッシブモードに移行する。 PORT サーバが接続すべきポートとアドレスを指定する。 PWD 作業ディレクトリを取得する。 QUIT 接続を終了する。 REIN 接続を再初期化する。 RETR リモートファイルをダウンロード(Retrieve)する。 RMD 引数に指定したディレクトリを削除する。 RNFR 引数に指定した名前のファイル(ディレクトリ)をリネームする。 RNTO 引数に指定した名前のファイル(ディレクトリ)にリネームする。 SITE RFCで定義されていないようなリモートサーバ特有のコマンドを送信する。 SMNT ファイル構造をマウントする STAT 現在の状態を取得する。 STOR ファイルをアップロード(Stor)する。 STOU ファイル名が重複しないようにファイルをアップロードする。 STRU 転送するファイルの構造を設定する。 SYST システムの種別を返す。 TYPE 転送モードを設定する(アスキーモード、バイナリモード)。 USER 認証するユーザー名
※この「RFC 959 で定義されたコマンド」の解説は、「FTPコマンドの一覧」の解説の一部です。
「RFC 959 で定義されたコマンド」を含む「FTPコマンドの一覧」の記事については、「FTPコマンドの一覧」の概要を参照ください。
- RFC 959 で定義されたコマンドのページへのリンク