RAID 3: ビット/バイト単位での専用パリティドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 20:49 UTC 版)
「RAID」の記事における「RAID 3: ビット/バイト単位での専用パリティドライブ」の解説
RAID 3はRAID 2の誤り訂正符号を排他的論理和によるパリティに変更し、演算コストを低減したものである。 最低3ドライブで構成され、1台を誤り訂正符号に割り当て、残りの複数台にデータを記録する。 ビデオ編集機器においてはアクセスの殆どがシーケンシャルアクセスであることから、現在でもRAID 3が用いられている場合があるが、パソコンやサーバでRAID 3を用いるメリットは存在しない。 長所パリティを訂正符号として用いているためRAID 2に比較して計算コストが低い。 構成ドライブ数-1個の容量が確保できるため、ディスク容量の無駄を最小限に押さえられる。 短所ビット/バイト単位でアクセスを行うためI/Oの効率が悪い。 パリティドライブが書き込み処理時のボトルネックとなる。
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