Pivalonitrile

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ピバロニトリル

分子式：	C5H9N
その他の名称：	ピバロニトリル、シアン化tert-ブチル、Pivalonitrile、tert-Butyl cyanide、2,2-Dimethylpropiononitrile、2,2-Dimethylpropanenitrile、2,2-Dimethylpropionitrile、Trimethylacetonitrile、α,α-Dimethylpropiononitrile
体系名：	tert-ブチルシアニド、トリメチルアセトニトリル、α,α-ジメチルプロピオノニトリル、2,2-ジメチルプロピオニトリル、2,2-ジメチルプロピオノニトリル、2,2-ジメチルプロパンニトリル

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ピバロニトリル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/03/23 03:58 UTC 版)

ピバロニトリル Pivalonitrile
IUPAC名 2,2-Dimethylpropanenitrile
別称 2,2-Dimethylpropionitrile , Trimethylacetonitrile 2,2-Dimethylpropionitrile , Trimethylacetonitrile
識別情報
CAS登録番号	630-18-2
PubChem	12416
ChemSpider	11909
EC番号	211-133-0
国連/北米番号	1993
バイルシュタイン	1361449
SMILES CC(C)(C)C#N
InChI InChI=1S/C5H9N/c1-5(2,3)4-6/h1-3H3  Key: JAMNHZBIQDNHMM-UHFFFAOYSA-N
特性
化学式	C5H9N
モル質量	83.13 g mol−1
外観	無色透明の液体
密度	752 mg mL−1
融点	15℃（凝固点）
沸点	105℃
屈折率 (nD)	1.377
熱化学
標準生成熱 ΔfHo	−39.9 kJ mol−1
標準燃焼熱 ΔcHo	−3.2146–−3.2132 MJ mol−1
標準モルエントロピー So	232.00 J K−1 mol−1
標準定圧モル比熱, Cpo	179.37 J K−1 mol−1
危険性
GHSピクトグラム
GHSシグナルワード	DANGER
Hフレーズ	H225, H301, H311, H331
Pフレーズ	P210, P261, P280, P301+310, P311
EU分類	F T
Rフレーズ	R11, R23/24/25
Sフレーズ	S16, S36/37/39, S45
引火点	21℃
関連する物質
関連するアルカンニトリル	アセトニトリル アミノアセトニトリル グリコロニトリル ジシアン プロパンニトリル アミノプロピオニトリル マロノニトリル アセトンシアンヒドリン ブチロニトリル スクシノニトリル テトラメチルスクシノニトリル
関連物質	DBNPA
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピバロニトリル（英: Pivalonitrile）は、化学式(CH₃)₃CCN もしくは t-BuCNで表されるニトリルの一種。無色透明の液体で、溶剤や、錯体化学における配位子として使われる。ピバロニトリルのイソシアニド異性体はtert-ブチルイソシアニドである。

安全性

日本の消防法では危険物第4類第二石油類（非水溶性）、毒物及び劇物取締法では劇物に区分される。