PDAの発展と終息
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:41 UTC 版)
「Microsoft Windows Embedded CE」の記事における「PDAの発展と終息」の解説
H/PCについては、かつてはNECの「モバイルギア」、シャープの「テリオス」、日本ビクターの「インターリンク」、日立製作所の「ペルソナ」、ヒューレット・パッカードの「Jornada」、NTTドコモが販売する「シグマリオン」などの機種があったが、いずれも生産を終了している。マイクロソフトもH/PC向けの製品をリリースしておらず、H/PC市場は事実上終息している。 Pocket PCについては、国内メーカではカシオ計算機の「カシオペア」や東芝の「GENIO e」、NECの「ポケットギア」、富士通の「Pocket LOOX」、NTTドコモが販売する「muséa」等がある。この他に、ヒューレット・パッカード(旧コンパック)の「iPAQ」やデルの「Axim」など海外メーカー製品もあり、かつては選択の幅も広かったが、各メーカとも法人用途向けに注力するようになったことや、通信販売でのみ販売する手法に切り替えたこともあり、店頭でこのタイプの端末を見ることも少なくなっている。 携帯電話の高機能化がPDA全体の販売数が減少した一因、という意見もある。Windows CEはスマートフォン向けのWindows Mobile for Smartphone(日本未発売)やWindows Mobile for Pocket PC Phone Editionというバージョンを出し、携帯電話へのシフトを強めている。
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