利益対危険比
【英】: profit-to-risk ratio
略語: PRR
利益対危険比の推定は、油・ガス田の探鉱投資の経済的評価方法の一つであり、最も簡単な形のものは、探鉱(試掘井の掘削)によって発見が期待される油・ガス田の開発・生産によって得られる利益と、発見に至らない場合の損失危険を伴う探鉱投資総額との比率で示される。例えば、試掘井の掘削費(先行の地質・物理調査費および関連の間接費支出を含む)が 50 百万ドルで、それが成功し、油・ガス田が発見された場合に期待し得る利益が、開発費および採収費を控除した上で 10 億ドルであるとすれば、利益対危険比は 20 対 1 である。探鉱投資から、油・ガス田の発見、開発を経て、採収により利益が実現されるまでの長期間の時間的遅れを考慮して、利益を一定の利子率で現在価値に割り引いたものと探鉱投資の比率で示すこともある。探鉱投資の意思決定においては、PRR を危険係数で除した値(限界値)が一つの目安となる。PRR が 20 対 1 で、危険係数が 10 ならば、限界値は 2.0 である。危険係数には確率の概念が入っているが、PRR に確率の概念を導入して合理化したものとして期待金額値法がある。 |

PRR
「PRR」の例文・使い方・用例・文例
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