DR-DOS
DR-DOSとは、Digital Research社が開発したMS-DOS互換OSの名称である。
DR-DOSは、8ビットOSの代表的存在であったDigital Researchの「CP/M-86」の流れを汲みつつ、16ビットOS時代の主流として台頭してきたMicrosoftのMS-DOSと互換性を持ったOSとして登場した。1990年初頭に、Digital Researchが吸収合併されたことなどによる権利委譲を経て、Caldera社から「OpenDOS」の名称でソースコードとともに無償公開された。1998年には名称が「DR-DOS」に戻されている。その後、「DR-DOS/OpenDOS拡張プロジェクト」と呼ばれるユーザー会が発足し、主に組み込みOSとして開発作業が続けられている。
参照リンク
The DR-DOS/OpenDOS Enhancement Project - (英文)
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