国家エネルギー計画(米国の)
【英】: national energy policy plan
略語: NEPP
米国のエネルギー政策に関する基本計画で、1977 年 4 月、カーター大統領による NEP(National Energy Plan)I、1979 年 4 月の同 NEP II、同年 7 月の新エネルギー政策に続き、1981 年 7 月のレーガン大統領による NEPP III に続き、1983 年 10 月に現在の NEPP IV が発表された。NEPP IV の特色としては、(1) 政府の規制を最小にして、エネルギー部門への関与を少なくする、(2) エネルギー源の多様化を推進する、(3) 省エネルギー化を推進する、を基本とし、具体的には天然ガス価格規制の撤廃、原子力関連認可手続きの簡素化、連邦政府によるリース公開の拡大によって供給拡大を図り、緊急時対策としては SPR(戦略石油備蓄)の増強(最終目標 7.5 億バーレル)、供給中断時の SPR の取り崩しは市場原理に基づく石油配分を実施すること、とされている。 |

Nepp
- Neppのページへのリンク