NEXCO東日本への訂正・謝罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:26 UTC 版)
「藻谷浩介」の記事における「NEXCO東日本への訂正・謝罪」の解説
2016年8月28日付北海道新聞「寒風温風」欄にて、藻谷はJR北海道の路線廃止問題に関し「道路こそ金食い虫」として、「JR北海道の2015年度の修繕費は、営業赤字の4分の3に当たる314億円。対して、東日本高速道路(ネクスコ東日本)は、道内の高速道路(有料区間)の修繕に3倍の959億円をかけている。距離1キロ当たりで計算してみると、高速道路の維持経費は鉄道の10倍以上だ。除雪や修繕の必要な面積が広く、レールより摩耗が早いアスファルトを使う道路の方が、鉄道よりはるかに金食い虫なのである。高速道路の有料区間は首都圏から北海道までが同じ会社なので、道内の経費が本州の黒字でカバーされ見えなくなっているだけだ。」と述べ、「鉄道と同じ土俵で比べれば、道路こそ大赤字なのだ。」とし、JR北海道への公費投入を主張した。 しかし、2017年2月26日付北海道新聞「寒風温風」欄にて、「ところで、前回の当欄で「道内の高速道路(有料区間)の修繕費は959億円。距離1キロ当たり1億4千万となり、JR北海道の10倍以上」と書いたが、ネクスコ東日本より「修繕費は119億円」とのご指摘があった。1キロ当たり1700万円となり、JR北海道の水準(1200万円)の1.4倍となる。また「道内高速道路の経費は本州からの黒字でカバーされている」と書いたが、「道内の有料高速道路区間は、料金収入が管理費を310億円程度上回っており黒字」とのことであった。遅まきながら数字を訂正させていただくとともに、ネクスコ東日本および読者の皆様に深くおわびしたい。」と訂正・謝罪した。
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