NBS ケルン - フランクフルト・アム・マイン (219km)
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「ドイツの高速鉄道路線」の記事における「NBS ケルン - フランクフルト・アム・マイン (219km)」の解説
詳細は「ケルン-ライン=マイン高速線」を参照 先の高速新線では貨物列車の運行を考慮し、隧道や橋梁を多用して線形を重視したが、これが建設費の高騰につながった。この高速新線は旅客列車専用線とし、40‰までの勾配を許容することになった。これによってアウトバーンのA3と平行してNBSを建設することも可能となり、用地の確保・騒音・環境などあらゆる面で有利となり、建設費・工期の圧縮につながった。最小曲線半径は3350mで、全線でスラブ軌道を使用している。 1995年に Frankfurter Kreuz と呼ばれる交通結節点周辺での工事が始まり、1997年には残りの区間も着工。1999年5月にフランクフルト空港駅(Frankfurt Flughafen Fernbahnhof)が開業、2002年8月にはケルンまでが開業し、シャトル列車の運行を開始、同年12月に本格開業。2004年にはケルン・ボン空港への乗り入れ路線が開業した。ICE 3のみが乗り入れ、300km/h運転を行っている。建設費は60億ユーロ。
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