N81形(Н81)→VL80形(ВЛ80)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:26 UTC 版)
「ソ連運輸省VL80形電気機関車」の記事における「N81形(Н81)→VL80形(ВЛ80)」の解説
VL80V形(N8O形)の失敗を受け、設計の大幅な変更が行われた車種。故障の主な要因だった集電装置より供給される電圧の制御方式が低圧タップ式に変更された他、電動機もより強力なNB-414A(2,520 rpm)に置き換えられ、製造当時世界でもトップクラスの定格出力を有していた。また前面形状も変更され、VL60形電気機関車(ロシア語版)と同様運転台窓下部が僅かに突き出る外見となった。 1962年に製造された試作車2両は導入当初"N81形"という形式名だったが、翌1963年にVL80形(VL80-004、VL80-005)に編入された。その後同年から量産車の製造が行われ、旧N81形の2両も含め1964年までに21両が製造された。 VL80-019(右)前面形状は左側のVL60形と同一である VL80-013(廃車体)
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