ミニ‐コグ【Mini-Cog】
Mini-Cog
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 08:25 UTC 版)
認知症のスクリーニング検査として、Mini-Cog assessment instrument(mini-Cog)が知られている。これは、時計描画試験と「遅延再生」(後述)を組み合わせた試験である。例として、「桜」・「猫」・「電車」などの単語を順番に聞かせ、覚える。検者は単語を2回繰り返して、インプットを行う。次に時計描画試験を行い、その後に最初に聞かせた3つの単語の遅延再生を調べる。これをいくつ正解できるかをカウントする。 0点の場合は認知症の可能性は高くなる。1点、または2点で時計描画試験が異常であった場合は認知症の可能性が高くなる。1点または2点でも時計描画試験が正常ならば認知症の可能性は低い。3点でも認知症の可能性は低いとされている。
※この「Mini-Cog」の解説は、「時計描画試験」の解説の一部です。
「Mini-Cog」を含む「時計描画試験」の記事については、「時計描画試験」の概要を参照ください。
- Mini-Cogのページへのリンク